2006/12コロン湾(フィリピン/パラワン州/カラミアン諸島/ブスアンガ島)


カラミアン諸島のブスアンガ島を基点にコロン湾でダイビングをしてきた。 カラミアン諸島はエルニドのあるパラワン州の最北に位置し、マニラから飛行機で1時間、フェリーで11時間の距離にある。 (聞き慣れない地名ばかりでゴメン) Super Ferryという船に乗ったのだが、かなり大きな客船であった。 カラミアン諸島の玄関口であるブスアンガ島のコロンタウンに到着後、ダイビングサービスを探す。 以前にはダイビングサービスがたくさんあったそうだが、現在コロンタウンで営業しているダイビングサービスは3軒、 その中でゆっくり潜らせてくれそうなDive Calamianesに決定。 ちょうど日本人女性の方がダイブマスタートレーニング中で、近くのSea Dive Resortというダイビングサービスには日本人イントラの方もいた。 コロンタウンは小さな町なので、すぐにこのイントラの方に出会い一緒にビールを飲んだ。 日本人ダイバーもたまに来るとのことであった。 年末だったのでホテルは満室の所が多く、アチコチで爆竹がうるさかった。
コロン湾のポイントはほとんど沈船ポイントで、その多くが第二次世界大戦で撃沈された日本船である。 カラミアン諸島北部のディマクヤ島にはジュゴンが生息しており、ジュゴンウォッチングなるプログラムがあるらしい。
んで、潜ってみてビックリ! 透明度が悪い(5〜10m)のは慣れっこだが、流れもけっこう強い。 そしてストロボの大敵であるマリンスノー(浮遊物)がすごく多い。 コロン湾の沈船は大きいので、よほどコンディションが良くなければ沈船の水中写真はキレイに撮れないでしょう。 不思議なコトにコロン湾にはハシナガチョウチョウウオやロクセンヤッコが多く、セブとタイ湾の生物層が混ざっているようである。



かなりの写真がマリンスノーにヤラれていたが、場合によっては写真のアクセントにいいかも。 ほとんどのポイントで、ヘコアユ(右上)がヤギ類に根ついていた。





数少ないリーフポイントにはマンジュウイシモチ(左)やヒラテンジクダイがいた。 そしてそのリーフに転がるLusong wreckの近くでは、カニハゼ(右)を8個体ほど見かけた。





水深25メートル付近のウミウチワを探すと、1センチほどのシーホース(左)がいた。 右はなんだろう?





クチナガイシヨウジ(右)、愛らしい顔つきです。




ウミウシ類もたくさんいました。ミノウミウシ系とヒラムシが多かった。
初日はダイブマスター生がガイドしてくれましたが、2日目からはほぼセルフダイビング。 昨年のチャーン島と同じパターンだ。(笑)





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